2006年01月14日

「男たちの大和」を見てきたよ

水曜の学校休みの日に見て参りました、「男たちの大和」。
父さんが映画のただ券持ってきてくれてたんで、何を見ようかと思ったら意外と面白そうなものは少なく、原作読んだからっていう理由でこれに。
あとはノンフィクションをどう映画化したかっていうのも興味あったし。

で、結果から先にいえば前半と後半で全く印象の違う映画でした。
あと、例のごとく原作を先に読んだ人に加えて歴史の知識(特にちょうど舞台の時代)ある人はできれば控えた方がよろしいかと。
特に前半部(大和が沖縄特攻に出撃する前)の作りは普通に見てても残念だけどちょっとひどいかなぁ。
墓参りのシーンで読める字にわざわざテロップつけてみたり、導入部の現代での話はちょっと長くてしつこい感じがするし。
おまけに現代と60年前とでの場面切り替えの転換の仕方がまずく感じました。
正直前半部だけなら「こんな出来なら映画でやる意味ね~だろ」って思ってたけど、後半部でメインとなる沖縄特攻の場面の作りは圧巻でしたね。
当初この作戦に反対だった司令長官の伊藤整一中将が「1億特攻の先駆けとなれ」といわれてこの作戦を決意したエピソードも入っていたし、長嶋一茂(何役かわからなかった)が言ってた「我々は進化と言うことを軽んじすぎた」、「破れて学ぶ、そのために俺たちは散っていくんだ」っていう言葉はよかったなぁ。
所々昔のフィルムの映像を入れているところがあってそれが何回も出てきたり、相変わらずシーン切り替えのまずいのはあったけど、それを差し引いても後半部の出来はよかったなぁと思いますよ。
ただ、なんで感動映画っぽく作ったのかがわからないんだよねぇ。
確かに感情移入はしやすくて万人受けするかもしれないけど、できれば感動じゃなくて「そこから何を考えるか」って言う教訓みたいなものにして欲しかったな。
ていうか、厳しいかもしれないけどある程度歴史知ってると感動ものとしての作りもちょっと甘いんだよね。
例えば特攻前の最後の上陸も終わって17、8才ぐらいの少年兵とその母親の別れのシーンで、母親が「生きて帰ってきなさいよ」と泣きながら言って子供と抱き合う場面があるんだけど、正直こんな時代のまっただ中にこんな事言ってたらとんでもない目にあってますよ、と。
まぁそんなこんなでおいらの評価は星5つ中の3つですね。
確かに時代背景にそぐわないシーンや前半部の作りの甘さもあるけど、後半部の出来はかなり見事だったんでそれに免じてといったところかな。

この映画を見た方、できれば原作の方も購入してお読み下さいませ。
大和建造時からとっても詳しく、そして生き残られた乗組員の方々の生々しいほどの意見が書かれていますので。

以上、約1年ぶりに映画館で見た映画の感想&レビューでした~。



この記事へのトラックバックURL

http://jet0shun.ti-da.net/t642552
この記事へのトラックバック
先月から公開が始まっている話題の映画を
やっと鑑賞することができた。
胸を打つ、実にいい映画だった。
(感動した。)
当時、飛行機による攻撃が、いかに威力があるかは、
日本軍に...
青森コロナで「男たちの大和/YAMATO」〜。【マサ’ズ ウェブサイト】at 2006年01月14日 08:42
 劇場公開で話題となった、辺見じゅんの原作を佐藤純彌監督が映画化した戦後60年記念作品、戦艦大和の壮絶な運命を描く「男たちの大和」のDVDが2006年8月4日に発売されます。

男たちの大和 DVD【Helon's Enjoy Life】at 2006年07月08日 12:12
この記事へのコメント
「男たちの大和」
感動しました!
とてもいい作品だったと思います。
「娯楽作品」と言うよりも
メッセージ性が強いですね。
時代の流れと言うか
そういうのに人間は流されて
どんどん悪い方へと向かってしまう
そんな場合もあるのですね。
戦争という過ちは
二度と繰り返してはなりません。
別れのシーンでは涙涙でした。
平和ぼけしている現代にとっては
警鐘のような映画で
考えさせられる映画でした。
妙子役の蒼井優ちゃん、かわいかったです。

マサでした。
Posted by マサ at 2006年01月14日 08:34
この映画観てきたのね!
面白いって評判なのよね~
でも・・・泣くでしょ(笑)
あっ、泣かなかった?^^
だから・・・面白いってわかってるけど行けない・・・
レンタルされたら、ひっそり泣いてみるわ^^;
Posted by ゆうな at 2006年01月15日 07:06